旅先での忘れられない味①

あっちこっち行った中で、美味しかったものや忘れられない味などをご紹介します。

もくじ

栃尾のあぶらあげ  新潟県

佐野豆腐店

栃尾の油揚げ、なんとなくその名は聞いたことがあったものの、どんな特徴があるのかまでは知りませんでした。

道の駅巡りの途中、ちょうど通り道だったので寄ってみることにしました。

一帯には何件も油揚げを売る豆腐屋さんがあります。

その中で老舗の佐野豆腐店に立ち寄ってみました。

商店街の中の小さなお店です。

Ankoは油揚げに興味がなさそうだったので、Mochiは一人で食べる気満々でいました。

お店に着いたのは12時過ぎくらい、店内を覗くとすぐに油揚げを揚げている光景が目に入りました。

いや、油揚げと知っているから油揚げというのですが、いや、油揚げと知っていても目の前で揚げているそれはとても大きくて厚みがありパンにしか見えませんでした。

慣れた手つきでリズムよくどんどん揚げていく様子は見ていておもしろいです。

早速一枚、揚げたてを購入しました。ここで食べると言うと食べやすいようにカットして醤油をサッとかけて渡してくれました。

店の前で一切れパクリ。カリっとしてふわっとして香ばしくてすごくおいしい!!

油揚げに興味のなかったAnkoも揚げたてを目の前に、試しに一口と食べてみました。そうすると、油揚げをつまむ手が止まらなくなりパクパクと半分以上も食べてしまいました。

Mochiは唖然としましたが、栃尾の油揚げはとても大きいので半分でも食べ応えがあります。

油揚げの概念がひっくり返るおいしさです。

ピンボケが・・・

ちなみに、「道の駅R290とちお」でもたくさんの栃尾の油揚げが販売されていました。

米沢牛のすき焼き  山形県

米沢牛黄木直営レストラン金剛閣

山形県米沢市にある「米沢牛黄木総本店」という精肉店が直営のレストランです。

1階が受付で2階が焼肉「黄木」、3階がすき焼き・しゃぶしゃぶ「毘沙門」、4階はステーキレストラン「明星」とフロア別に好みの米沢牛を味わうことができます。

人気店のようなので予約をしてから来店した方が良さそうです。

Anko&Mochiは当日の夕方、米沢市内へ向かう車の中かから電話して、席の空きがあるかどうか確認し予約をしてから来店しました。

1階の受付で名前を告げ、少し待ってから案内されました。

テーブル席に案内されましたが、他に個室や和室などもあるようです。

店員さんの制服が和服なのが素敵です。

米沢牛のすき焼きを注文してワクワクしながら待っていると、店員さんが配膳をして、調理もしてくれます。

お店の人に焼いてもらうすき焼きなんて初めてなので、2人でこっそり大興奮しながら鍋の中を見つめます。

とろけるお肉と甘く優しいタレの味にもううっとりです。

なぜこの日、Anko&Mochiが米沢牛なんて高級なものを食べたのか、詳しくはコチラ

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岳温泉のソースかつ丼  福島県

成駒

安達太良山の麓にある岳温泉。

素朴な温泉街の中心ともいえるような場所に位置する昔ながらの食堂な風情の成駒さん。

夜の営業が土曜日のみ、主にランチタイム営業の店なので来店の際には注意です。

訪れた時はたくさんのライダーさんて賑わっていました。

数人並んでいました。

ソースかつ丼はヒレとロースの2種類から選択。その他にも卵でとじる煮込みタイプのかつ丼やラーメン、蕎麦、うどんとあるようでした。

Anko&Mochiはそれぞれヒレとロースを注文しました。

運ばれてきたソースカツ丼はというと、ご飯の上にキャベツが敷かれ、その上にソースのかかったカツが載っているのですが、その肉の分厚いこと!!

安達太良山から下山した後でとてもお腹が空いていたので、分厚いとんかつを呆然としながら食べ始めると、今度は肉の柔らかさに驚きました。

この分厚さでこのやわらかさ、感動ものです。

美味しくて写真を撮るのを忘れていました。

甘みの少ないソースと、途中でレモンを絞ってさっぱりさせたりして、迫力のかつ丼はぺろりと完食しました。とっても美味しかったです。

水そば  福島県

宮古そば 権三郎

喜多方市山都町地区、喜多方ラーメンで有名な地域より更に山奥、登山する人なら飯豊連峰のふもとという方が分かりやすいかもしれません。

どこから行ってもくねくねの山道を走ることになります。どこまで続くのかと思い始めるころに山奥のそばの郷はあらわれます。

一帯には数件の蕎麦屋があります。

その中で古民家の雰囲気が良さそうな権三郎さんに入りました。

座敷やテーブル席のある店内、メニューを見ると天ぷらや会津地方の名物の「こづゆ」などがセットになった「夢見そば」というのがありそちらを注文しました。

注文の際に「水そばは要りますか?」と聞かれたのでよくわからないままお願いしたのですが、運ばれてきたのはお椀の中に氷の浮いた水に浸かった少量の蕎麦でした。

どうやらセットのそばの一部を「水そば」にしてくれるようです。

飯豊の美味しいお水でシンプルにそばを味わうというもののようです。

Anko&Mochiはこのとき飯豊山から下山したばかりで、山で汲んだ水が甘くて美味しかったことを身に染みて感じていたところでした。

「水そば」を食べてみると、やはり柔らかな水の甘さが蕎麦の風味を引き立てるとてもシンプルな味わいです。

Mochiはその味わいが気に入り、蕎麦つゆを付けて食べる分の蕎麦も水の入ったお椀に入れて水そばにして食べました。

飯豊の美味しい水だから成せる味です。

セットのこづゆ刺身こんにゃくなどどれも美味しくて大満足でした。

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