櫛形山 花と南アルプスの展望台

訪れたのは2021年7月18日

登山口 車中泊場所

池の茶屋登山口の駐車場で車中泊しました。

アヤメで人気の櫛形山です。シーズン終わりですがまだ咲いているようなので混雑するだろう。そう思いながらくねくねの山道を走り、日付が変わる頃に池の茶屋登山口に到着したのですが、他に車は1台もおらず...。

真っ暗な駐車場で車から降りて空を見上げると、木々の枠の内側に溢れんばかりの星が煌めいていました。

久しぶりに見る星空に感激しながら首が痛くなるほど見上げていたら、大きな流れ星も見られました。

夜間から朝にかけての気温は20℃を下回り、網戸にすることなく涼しく快適に眠ることができました。

静かだった登山口も7時近くになると急に車の数が増えてきました。(一部は団体さんの集合時間だったようです。)

櫛形山 登山 南アルプスの絶景

この日のルートです。現在地(駐車場)は地図下の避難小屋です。

駐車場からアヤメ平

避難小屋の横の鹿よけフェンスの扉から池の茶屋登山道へと入ります。

歩き始めて少しすると桜峠でカクッと曲がります。緩やかな登りから急登へと変わるあたり、足元にはこれから咲くバイケイソウの群落やらヤマホタルブクロやら多くの花が見られます。

ヤマホタルブクロ

右手には朝の美しい富士山が見えました。

そして、振り返ってみると、木々の間から赤石岳やら悪沢岳やら南アルプス南部の山々が!!

なんということだー!!

これは凄い!最高じゃないかと思っていたのですが、そこから少し登ったところ、フェンスの向こうにベンチがある休憩スポットがありまして、鹿よけフェンスの扉を開けて行ってみるとなんということでしょう。

白根三山から南部域までスコーンと南アルプスが見えました!

右から北岳、間ノ岳、農鳥岳

櫛形山がこんなに素晴らしい展望の山だなんて知りませんでした。

どうして今まで登らなかったのだろう。

この展望台までスタートからまだ20分も歩いていません。

もう大満足です。そんな景色です。

登山道へはまたフェンスの向こうに戻ります。ここは休憩のために作られたスペースなんですね。感謝です。

登山道へ戻り再び急登を進みます。

急登といっても距離は短いのでちょっとの間だけ頑張りましょう。

急登を登りきるとなだらかで心地よい道になります。

この辺りからも富士山が見えます。

櫛形山の山頂を目指すのですが、先に三角点に到着します。

「櫛形山は➡」と書かれた小さな看板が木に付けられています。

でもまあすぐそこでしょう。と歩きだすと、予想に反し下っていきまた登ります。すぐそこだと思っていたのにちょっと離れていました。

山頂は樹林のなかのなだらかな広場のような場所です。

展望のない山頂ですが、一か所だけ富士山が見えます。

山頂から下っていくと分岐の看板と緑の芝生広場のような場所に出ます。

ここがバラボタン平でしょうか。

分岐の看板の横に注意書きがありました。

「登山者の鹿く」について書かれています。

しばらくほぼ平らな道を進みます。

そうするともう一つの分岐の看板があります。

この辺りで「ヤマスタ」のGPSスタンプを取得するのを忘れて、山頂まで引き返しました。でも山頂でもなく三角点で設定しているようなので三角点まで戻る羽目に・・・。40分のロスです。

裸山の分岐近くまで原生林の森が広がっており、独特な形をしたカラマツがたくさん自生しています。

サルオガセもたくさん掛かって空気の良さを感じます。

裸山に近づくとフェンスで囲まれたエリアが現れます。アヤメや花をシカの食害から守るためですね。

裸山はぐるっと周るように道があります。

山頂へ登ると、北岳や甲斐駒ヶ岳がよく見えます。

スタート直後の展望台よりは視界は狭いですが、北岳を近くに見ることができます。

反対側には富士山が見えていました。

ベンチもあるので休憩によい場所です。

裸山から少し下るところでアヤメと富士山をなんとか一緒に撮れるポイントがあるのですが、ちょうど富士山に雲がかかってしまいました。

次に向かったのはアヤメ平です。

こちらには咲いていないという話もありましたが、意外とたくさんの花を見ることができました。

なかなか綺麗な避難小屋があり、離れたところにトイレも設置されていました。

アヤメ平は木道が造られていてその上を歩きます。

なかなかお花畑です。

クガイソウ
グンナイフウロ
ヤマオダマキ

フェンスの中にはたくさんの花が見られますが、フェンスの外にはバイケイソウが特に目立ちます。

鹿が食べないからでしょうかね。バイケイソウは蕾なのでこれから咲くのでしょう。

アヤメ平から駐車場

アヤメ平からは2013年にできたという新ルートで戻ります。

地図には裸山のコルから冬の白根展望台への分岐がありそうですが、実際はありませんでした。

案内も切り取られていました。

なだらかな道だと聞いていたので、もうすっかり楽ちんモードでいたのですが、もみじ沢をすぎたあたりから階段の急登になります。

30分ほど頑張ると、休憩所への分岐があります。

休憩所に立ち寄ってみました。

地図上には展望有とトイレマークがありますが、どちらもありません

ベンチがたくさんあり、休憩にはいいかもしれません。

休憩所、展望なし

休憩所から北岳展望デッキまではなだらかです。

途中で2本だけバイケイソウが花を咲かせていました。

バイケイソウ

Mochiよりも背が高く、白くて綺麗な花がたくさんついています。

櫛形山ではあちらこちらでバイケイソウの群落がたくさん見られました。鹿にまで嫌われがちな花ですが、満開の時期は迫力のある花畑になるでしょうね。

北岳展望デッキにはその名の通り展望デッキとベンチ、東屋?があります。

北岳と鳳凰三山もよく見える場所ですが、雲が出てきてしまいました。

ここから駐車場までは無駄に緩やかに長いスロープのような道です。

車いすでも来られるようにしたのでしょうか⁈

このスロープをショートカットできる階段などがあれば駐車場がもっと近くなりそうです。

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この日の温泉

赤石温泉

通り道からちょっとそれるだけで寄れる秘湯ということでここに。

日帰り入浴は露天風呂がメインということですが、道路を挟んでまず本館で料金を支払います。

そしてまた道に戻って露天風呂へと下ります。

露天風呂の入り口にはトイレがあります。

暖簾をくぐると右手に男女別の更衣室があり、その向こうにほぼ丸見えの混浴の露天風呂があります。

混浴風呂には入りたくないという女性の方は、入り口の更衣室は使用せずにそのまま混浴露天風呂前を通過して奥にある女性専用露天風呂までいきましょう。

広くはないですが、更衣スペースと、洗い場と露天風呂があります。

混浴露天風呂とつながっている扉があるのでそちらに行くこともできます。

バスタオルを巻いて入ることができます。

茶色く濁ったお湯なので浸かってしまえばそれほど見えることはありませんが、ちょっとこの日は男性の入浴客が多かったのでMochiは女湯だけで我慢しておきました。

料金は600円とデポジットとして500円です。2人分で2200円支払いました。

70分以内に戻ると1000円返却してもらえます。

妙連の滝

赤石温泉の本館の裏から遊歩道を歩いて行った先にある滝です。

ちょっとした渓谷になっていて、その渓谷沿いに作られた道がなかなかハラハラドキドキさせてくれます。

でもその先にある妙連の滝はとても素敵な滝なので、櫛形山に登った帰りにはぜひこの滝だけでも見ていってほしいと思いました。

まとめ

  • 櫛形山に登る登山道として、池の茶屋登山口からは高低差も少なく、周遊もできるので登山初心者の方でも歩きやすいと思います。
  • 登山道よりも登山口までの林道が、細くてすれ違いが困難、ガードレールがないところもある、落石多数など、運転には注意が必要です。
  • 池の茶屋登山口には仮設トイレが2基あります。紙もあり綺麗でした。
  • 避難小屋の中には手洗い用の水タンクが設置されていました。飲用不可です。
  • 櫛形山はアヤメで有名ですが、季節によってさまざまな花が見られるようです。
  • 地図には載っていませんが、櫛形山で一番の展望地は反時計回りで20分ほど登ったところにあるフェンスの外のベンチです。
  • 赤石温泉の露天風呂のシャワーは温度調節がしにくく、水量も少なめなので寒い時期はどうかと...。

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