舞台は大分県へ 車中泊旅7日目 鶴御崎

2020年大晦日

心配していた大寒波もそれほど影響はなく、青空の朝を迎えました。

もくじ

車中泊旅の洗濯事情

長期の車中泊旅では洗濯物がたまってくるので、途中で1~2回洗濯が必要になります。

どこで洗濯するのか?

コインランドリーです。今やどこに行ってもよく見かけます。コインランドリーの経営も人気があるのか、新しいコインランドリーやおしゃれなコインランドリーも見かけます。

今回車中泊した「道の駅やよい」ですが、温泉が併設しているとても快適に車中泊ができる道の駅でしたが、そんな道の駅やよいと道路は挟んだ向かいにコインランドリーが24時間営業していました。

なんて便利なんでしょう。最高です!

しかも、新しくてきれいな雰囲気のコインランドリーです。最高です!

通常だと、洗濯機と乾燥機が別なので洗濯が終わったら入れ替える必要がありますが、ここのコインランドリーには乾燥まで全自動でやってくれるマシーン(⁉)がありました!便利!

早速たまっていた洗濯物をホイホイと放り込んで、車内に干したままのタオルや、バッグに入っているハンカチタオルも忘れずに洗いましょう。

全自動で感想が終了するまで1時間とちょっと。

朝ごはんを食べつつ、旅の話をしながらのんびり待ちます。

綺麗になって、ふっかふかに乾いた洗濯物は気持ちがいいです。

これらを着替え用のバッグと、お風呂に持っていくバッグに詰め込んだら洗濯完了です!

あーすっきり。

Anko&Mochiは大したおしゃれ着は持っていません。すべて洗濯乾燥機に放り込んでしまって大丈夫なものばかりです。

洗濯+乾燥の全自動⇒1200円でした。

この後、ちょっと山間部にある「大水車の郷」に大きな水車を見に行ったらガチガチに凍り付いていました。日が当たってぽたぽたと溶け始めていましたが、やはり冷え込んだのですね。ちょっとだけ見てまた戻ってきました。

九州最東端 鶴御崎

佐伯駅前にある観光案内所に立ち寄り、スタンプをコレクションしつつ情報収集。

ネットでの情報収集は便利ですが、観光案内所に置いてある紙のパンフレットも好きです。写真が綺麗なものも多いですし、あまり知られていないスポットの情報もあったりします。

観光案内所の人に直接聞くおすすめの場所も良かったりします。

この日は「鶴御崎」へ行こうとしていたのですが、観光案内所ではそこに行った写真を見せると「九州最東端 到達証明書」を発行してくれるとのことです。

これはまたここに来ないとね。

佐伯駅から鶴御崎までは車で1時間ほどです。

細い長い半島の先端になるのですが、海岸沿いに作られた道路を走ってくのですが、海岸線のまんまの道なのでくねくねくねくねワインディングロードをしばらく走ることになります。

後半はぐいぐい上り坂になった道を進んで最終地点までいくと広い駐車場があります。自動販売機もあります。

駐車場には便座の冷たいきれいなトイレもあります。

駐車場から少し歩くと、九州最東端に位置する「鶴御崎灯台」があります。九州で一番早く日の出が見られる場所です。

この日は大晦日です。このままここで車中泊したら初日の出が見られるね。という話もしましたが。

一見すると、普通の灯台ですが、昔、この辺りには軍事施設があり、この灯台も海軍の望楼を再利用して建てられたものです。

内部が現在どのようになっているのか気になりましたが、軍事施設の屋上部は展望台になっていて、「幸せの鐘」が設置されています。

この灯台の裏手には岬の先に続く階段があり、下りてくと九州最東端の標識があります。

ここから見る海外線が迫力があり素晴らしい風景です。

下に見える岩がちの青い海を見ていると、つい、あのあたりには伊勢海老とかいるのかな~と考えてしまう癖があります。

360度の大パノラマ

灯台の駐車場から少し戻ったところに「展望ブリッジ登り口」という看板があったので寄ってみました。ここも広い駐車場があります。トイレは使用禁止となっていました。

しばらくはハイキングコースのような道ゆるやかに登っていきます。

登り口には杖が用意してありましたよ。

でもそれほどの距離ではないですよ。10分もかかりません。

道沿いには提灯が下げられていたのですが、夜になったら点灯するのでしょうか?

もう少しで山頂かなというところで急にしっかりしたコンクリートの階段が出てきました。これも軍事施設の名残のようです。

この階段をトントントンと登っていくとちょっとした公園のような場所に出ます。砲台の再利用のようなところもあります。

更に階段を上ってみると、

大パノラマです!!

これが展望ブリッジですね。なんて気持ちのいい場所。絶景が貸し切りです。

グルーっと見渡すことができます!

海の向こうにはうっすらと四国が見えていました。

明日は初日の出です。今は誰もいなくて静かなここも初もうで客で賑わうのでしょうか。想像がつきませんが、ここからの初日の出は最高だろうな。

初日の出を見に来るなら、あの提灯は点くのか怪しいのでヘッドライトや懐中電灯があると安心です。

丹賀砲台ドーム

こちらの戦争の遺構を利用した有料の施設です。見たかったけれどお休みでした。

佐伯観光案内所

佐伯駅の前にあります。

鶴御崎の写真を提示すると、九州最東端の到達証明書を発行してくれます。

イラストのタイプと、写真のタイプがあり各200円です。

駅前の交差点のところに2件の和菓子屋さんがあったので、覗いてみました。

それぞれ「挽茶まんじゅう」「城山饅頭」と大きく看板が出ていたので購入してみました。

違うお店のものですが、包装されている様子はそっくりです。

そっくりな見た目ですが、「挽茶饅頭」は上品なお茶の香りが、「城山饅頭」にはしっとりとしたあんこがおいしかったです。ひとつ100円もしないお手頃価格なうえにバラ売りもしてるのでぜひお試しください。

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臼杵温泉

この日は大晦日です。毎年大晦日はどこかで行われているカウントダウンイベントに行ったり、初詣に行ったりするのが恒例となっていました。

ところがこの年はコロナの影響でどこのイベントも中止です。

今回も車中泊でもよかったのですが、二人で話しているうちにのんびり温泉に浸かって正月のテレビ見てごろごろするのもいいかもね。ということになりました。

近くで温泉宿を探したところ、ちょうどあまり温泉のないエリアな上にほぼ予約で埋まっている状況です。数少ない中から見つけたのが臼杵にある「うすき湯の里」です。

日帰り温泉としても人気があるようで、夕方到着して、チェックインしてからすぐに温泉に入りにいったのですが、脱衣所が一瞬だけこの旅一番の「蜜」になっていて焦りました。

ゆったりとした内湯と、広い露天風呂があるので気持ちよく入浴できました。

予約する際、最後の一部屋だったので選びようがなかったのですが、広いツインの部屋でした。

夕食は基本プランにしましたが、大きな皿に盛られた煮魚がこの宿の名物のひとつと紹介されました。全体的にちょうどいい量で美味しかったです。

部屋でテレビを見ながら過ごしたのですが、ゆく年くる年のような番組を見て年越しを感じる予定でいたのですが、「笑ってはいけない」を見ていたら気が付いたら年を越していて驚きました。この番組、毎年人気のようですがまさかの年をまたいでいるなんて。

お菓子を食べていたらお腹いっぱいになってしまい用意していた年越しそば(カップ麺)も食べられなかったしもうグダグダです。

まとめ

  • 鶴御崎へは天気のいい日にお弁当などを持ってのんびりしに行くのがおすすめです。途中に店はありません。
  • 鶴御崎へは海岸線をくねくねくねくね走っていきます。ところどころ道がせまいので注意して運転してください。
  • 鶴御崎へ行った後は佐伯駅の前にある観光案内所に行くと200円で九州最東端の到達証明書を200円で発行してもらえます。
  • 佐伯駅に行ったら駅前にある2件の和菓子屋さんがおすすめです。大きな看板が出ているのですぐにわかりますよ。