大分県 車中泊旅8日目 臼杵とつくみイルカ島

2021年正月

もくじ

臼杵の温泉宿で迎える正月

これまで生きてきた中で、正月を温泉宿で迎えることは初めてです。

さて、今回宿泊した「うすき湯の里」ですが、朝起きてすぐに温泉に入ることができるのはやはり温泉宿に泊った一番のメリットですね。

朝食は、唯一正月料理かなと思わせてくれる一品として雑煮がありました。あとは割と普通の朝食和食膳メニューです。正月だからと言って過剰な期待をしてしまうのはよくないですね。

入り口に大きな門松があったのでそれで正月を感じます。

「薬師の湯」と大きく書かれているのはこの宿の温泉の名称です。日帰り入浴に力を入れているようです。

チェックアウト時間は11:00です。正月番組を見ながらぎりぎりまでのんびりして過ごしました。

チェックアウトの際にサプライズがありました。フロントの方が「これ使ってください」と差し出したのは「臼杵市限定のお買物券」です。しかも5000円分も!ちょうどキャンペーン最中でした。

GoToは停止になったし、何のお知らせもなかったので嬉しい驚きです。

さあてどこで5000円分使わせいただきましょうか。思いがけないお小遣いにワクワクです。

国宝臼杵大仏

正月です。2021年の始まりの日です。

そんな日に真っ先に向かったのは、宿から近い「国宝・臼杵大仏」です。

臼杵大仏の案内に沿って車を走らせると、土産物屋などがある広い駐車場があります。

参道に沿って歩くと小さな受付があるのでそこで入場料を支払います。

のどかな里山風景を取り囲むようにある小高い崖の一部に臼杵大仏があります。

遠目に見ると立派な屋根のある建物のがあるように見えますが、これらは石仏の風化を防ぐために設置された屋根で、その下に石仏があります。

石仏は一か所だけではなく、4つのブロックに分かれています。

それぞれのブロックは散策路でつながれています。

長いこと風雨に晒されていたのだろうなとわかるほど風化してしまっている石仏もありますし、まだ塗装された色が残っているような石仏もあります。

4つのブロックはそれぞれ雰囲気の異なる大仏群があります。

全部で61体あり、そのすべての石仏が国宝に指定されているそうです。

初詣というにはちょっと雰囲気は違いますが、正月に訪れる場所としては良い場所なのではないでしょうか。

激うまだんご汁

駐車場のすぐ横に「石仏観光センター」という土産物屋があり、「郷膳うさ味」という食堂も併設していました。聞くと「臼杵お買物券」が使えるというのでこちらで「だんご汁」ととり天をいただきました。

この後2回ほどだんご汁を食べましたが、ここのだんご汁がいちばん美味しかったです!

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猫の神社で初詣 福良天満宮

臼杵市内にある「福良天満宮」に初詣に行きました。

入り口にある鳥居では赤い招き猫が迎えてくれました。

石の階段を上った先に境内があります。

一時的に列ができていましたが、正月というには少し寂しい賑わいです。(そういうときです。)

お参りし、消毒をして開運太鼓も打ち鳴らしました。

境内にはこんなにかわいいお社もありました。

赤い猫が溢れんばかりに供えられた社・・・井戸なのかな?

猫好きの人にはたまらない感じではないでしょうか。

開運、招福、どうかご利益ありますように(祈)

臼杵お買物券

臼杵市内の商店が集まっているエリアに行ってみたのですが、お正月なのでみんなお休みですよね。

ということで、開いているガソリンスタンドに行き残っていた臼杵お買物券3000円分でガソリンを入れました。燃料タンクは空に近かったので商品券を無駄なく使いきることができてよかったです。

つくみイルカ島

正月はイルカに会いに行きましょう!というわけではないですが、気になっていた場所「つくみイルカ島」にやってきました。

つくみイルカ島のサイトから「アソビュー」というサイトでチケットをオンライン購入すると少しだけ割引になります。到着してから駐車場で登録⇒購入しました。

入り口で入場料を支払い(アソビューで購入した電子チケットを見せる)、イルカと触れ合ったり、餌をあげたりという体験をしたい人は中でまたチケットを購入するシステムです。

中に入るとちょうどイルカショーが始まる時間でした。

ショーを担当するトレーナーさんが準備をするために出てきて、こちらに向かってぽつっと「寒いですね」。そうなんです。もう午後3時です。風が冷たくなってくる時間です。

寒いけれどもイルカさんたちはシャキシャキッとしたショーを見せてくれましたよ。

つくみイルカ島はこじんまりとした施設で、イルカショーが終わったらどうしようかという感じですが、イルカショーのプールの奥にあるいけすコーナーのようなところに行ってみると、アザラシにあげる餌を販売していたり、餌と竿を貸してくれて釣りができたりするコーナーになっていました。

イルカのいるプールもあります。

Anko&Mochは寒くてウロウロしているだけでしたが、ちょうどイルカのトレーナーさんたちが来てイルカの体温を測る様子を間近でみることができました。

おもしろかったのは、魚のえさやりコーナーの水槽に餌をあげる時間だからぜひ見てと言われて見てみると、(魚の種類は忘れましたが)バケツでバーっと餌をまくと、それまで静かだった水面に信じられないくらいの魚が出てきて、ものすごい勢いで餌を食べてあっという間にまた引いていく、というもの凄いショーを見ることができました。ホントにおもしろかった。

アットホームでイルカが近くで見ることができて、近くにあったら通いたい。そう思ってしまうほど素敵なところでした。

豊後二見ヶ浦

なんだかね、羨ましいんですよ。ここのこの光景って、中学校の裏庭みたいなところにあるんですよ。こんな風景を見ながら過ごす3年間の中学校生活、素敵なものにしてほしいなって思っちゃいました。

この夫婦岩、近くで見るととっても大きくて迫力なんですよ。近くまで行ってみました。

そしたらなんと階段があって展望台になっていました。

夫婦岩を結ぶこの太いしめ縄、ワイヤーで釣っているとはいえ、力強さを感じるものでした。

元日に良きものを見ることができました。

大分縣護国神社に初詣

道路は駐車場に入りたい車で渋滞していましたが、少しずつ流れていたのでゆっくりですが順番に駐車できました。

露天の屋台もたくさん出ていました。

境内に入ってびっくり、なんだか大きなものがたくさんあって、夜間の照明と相まってなんだか昔話というかおとぎ話というか面白い世界に入り込んでしまった感がありました。

大分 三川の湯

この日の温泉は、「おおいた温泉物語 三川の湯」を利用しました。

外観は健康ランドのような、スーパー銭湯のような施設ですが、手ごろな料金で、広い浴場にたくさんの湯船がありなかなか楽しく入浴できます。

さすが温泉県の大分、温泉の質も良い感じです。

フロントの横で地元の野菜が少し販売されていましたがとーってもお安かったです。

ただ、入り口近くに喫煙所があったのか、ロビーにたばこの臭いが結構入ってきているのが残念でした。

週末は24時間営業になるようです。

道の駅さがのせきで車中泊

この夜は、「道の駅 佐賀関」で車中泊しました。

海に面した道の駅と駐車場、この日は一番海寄りの駐車スペースに停めました。

風も海も穏やかでよく眠れました。

まとめ

  • 今回宿泊した「うすき湯の里」は、廊下に暖房が全くなくて部屋から一歩出ると寒かったです。
  • 大晦日に温泉宿に宿泊すると、のんびり好きな時に温泉に入ることができて良いものです。
  • 「うすき湯の里」日帰り温泉施設としても人気があるので、時間帯によっては混雑しているかもしれません。
  • どこもそうですが、元日はいろいろ休みの店が多いです。
  • 「つくみイルカ島」は元日でも営業していて、元気なイルカショーを見ることができすのでおすすめです。
  • 道の駅佐賀関は波の音を聞きながら眠ることができますよ。