NBOX+への愛を語る

NBOX+

Anko&Mochiの愛車はホンダのNBOX+です。

このNBOX+との出会いはかれこれもう8年ほど前になりますか。

当時我が家にはアルトが1台あるのみで、それで車中泊に行っていました。その頃から夏休みなどは登山旅行にも行くようになったので荷物は多めでした。

フラットにならない車内で、荷物の隙間に2人で体をねじ込めてどうにか寝ていました。そんな状態でも不思議と眠れていたのですが、これだけ荷物があるならいっそこの上で眠れたらいいのにな。と漠然と思ったりもしていました。

そんなある日、Ankoが気になる車があるからとホンダのお店に行きカタログを貰ってきました。お目当ての車のカタログはなかったんだよねと言いながら何の気なしにMochiに渡したカタログの束の中にNBOX+のカタログがありました。

Mochi

これーー!これだよ!この車だよ!ねえねえAnko、この車がいいよ!

Anko

えー 四角くて業務用にみえないかなあ    ごにょごにょ

軽自動車のハイトワゴンが出始めた頃で四角い軽ワゴンは業務用というイメージがありAnkoは当初NBOX+に対して消極的な意見でした。

でもとりあえず、まずは実物を見てみようとホンダのお店に足を運んでみることにしました。

Mochi

うわー 見た目もかなりかわいいし、中も想像していたより広いし、気になっていた荷物もたくさん積めそうだし、最高じゃない?ウチのための車かな。

Anko

うーん そうだね。実物はなかなかいいかんじだね。しっかり足を延ばして寝られそうだしね。

もう初めてこの車を知ったときからMochiはワクワクがとまりません。ひとめぼれというやつですね。

Ankoも気に入ってくれたようなのでひと安心です。

顔をにやけつかせながら商談をすすめ、納車までしばらくあったのですが、もうワクワクがとまりませんでした。

でも実はこんなに楽しみにしていたのに、納車されてから1か月間ほどはAnkoが忙しくて出かけられなかったのと、なんだかもったいなくってというのがあってMochiはNBOX+に乗ることはなくほとんど自転車で過ごしていたんですよね。NBOX+は駐車場に止めたままになっていました。でもにやけながら毎日眺めていました。

GWをむかえてようやくしっかりNBOX+に乗って車中泊の旅に出ることができました。

大好きな車で1週間の長旅へ。もう嬉しかったですね。

夜もNBOX+で寝られることが嬉しくってウハウハな気分になってしまいなかなか寝付けなかったです。Mochiはアホなのかもしれませんよ。

あれから8年も経ちました。普段は近所の買い物にたまにちょっと乗るくらいなので、走行距離のほとんどは車中泊旅で稼いだものです。12万キロを超えてしまいました。

ありがたいことに今のところ何の不調もありません。高速道路や山道を走るせいで車体の小さなキズは増えましたが、まだまだ絶好調です。

まだまだ乗り続けたいと思っております。

おかしな話かもしれませんが、NBOX+に乗り始めた時に、

Mochi

ねえ NBOX+はかわいくって使いやすくって理想的な車だね。もしこの車が数年後ダメになったとしても次の車はまたNBOX+がいいな。

Anko

そだねー。

なんて会話をしていました。まだほぼ新車の頃にです。

そしてまだまだNBOX+への愛と裏切り

2代目もNBOX+へ、なんとその気持ちは8年乗った現在でも変わっていません。

しかし、しかし、なんということでしょう。

NBOX+は2017年に生産終了となってしまったのですよね。

今現在もあり得ないと思っております。恨んでおります。

2017年の夏、売り上げ絶好調のNBOXのモデルチェンジが行われると聞き、Mochiはワクワクしていたんですよね。気に入っているとはいえ、やはり気になる部分も多少はあります。

そういう気になるところが改善されて、さらに良い車になるんだろうな。楽しみだな。なんて。

いざモデルチェンジ後のふたを開けてみたら、NBOX+についての情報がぜんぜん出てこない。おかしいな。見逃したのかな。そして出てきた情報はNBOX+は終了という残酷なものでした。

NBOXは大人気で絶好調の売り上げですが、NBOX+はそうでもなかった。切り捨てられたんですよね。堅実な方だけを残したんですよね。ホンダさん。遊び心のある車を出してきたなと思わせておいて、あっという間に堅実路線に戻っていきましたね。

Mochiはこっそり泣きました。進化したNBOX+に会えると思っていたから。期待を裏切られた気分でした。

その後、車検の際に代車として新しいNBOXを貸していただきました。気になっていたインパネまわり、メーター類とそのほかスイッチ類の配置は好みではない方への進化でしたが、インパネトレイと呼ぶのでしょうか?広く大きくなって使いやすそうです。ウチはドライブ中にAnkoが小物をこちゃこちゃと置くのですよね。ドリンクホルダーも改善されていました。残念です。NBOX+も進化してゆくと思っていたのに。

車中泊に向いている車は他にも似たようなものがあるのかもしれないし、改造してオリジナルの車中泊用車にするという方法もあります。そもそも軽自動車なんてという意見もあるかもしれません。それでもMochiはやっぱりNBOX+が大好きなんです。

今時の軽自動車は頑丈に?造ってあるので10万キロにこだわることはないとは言いますが、やはりそれでもある日、ふと走らなくなってしまう日が来るのではないか。そうしたら、、、。

それを考えるとMochiは寂しくなってしまうんですよね。

ホンダさん、NBOX+が今後故障してしまったらどうしろというのでしょうか。ただドライブをするだけならどの車でもいいのでしょうけど、明確な目的を持ち、最善最良の道具として選んだ車なので今のところ次の候補がありません。それを理解してくれている営業さんも10万キロを超えた車検の時も「ホントならここでそろそろ次の車の営業トークをしたいんですけどね、Anko&Mochiさんにお勧めできる車がなくって」と苦笑いしておられました。

フラットになる、寝られると謳われている車は多々ありますが、それだけじゃダメなんです。しっかり荷物も収納できないとダメなんです。

ホンダさん、どうかNBOX+を復活していただけないでしょうか。

近々またNBOXのモデルチェンジが行われるそうですね、それを機に再びNBOX+を復活していただきたいです。

Mochi

どうか、どうか、この小さな声が届きますように。