訪れたのは2021年22、23日
オリンピックの影響でカレンダーは4連休、しかしAnko&Mochiは2連休です。
久しぶりに熊野詣に行きたくなったのでそちらを目指しつつ、とあるスタンプラリーも集めつつ。
ここでは訪れた順番に紹介していきます。
もくじ
請川のお滝さん
「〇〇の滝」ではなく「請川のお滝さん」が名称のようです。
Googleマップで出てこなくてわかりにくかったのですが、国道168号線を新宮市内から熊野本宮大社方面に向かう途中、下地橋バス停を左折します。
ここの角に見えにくいのですが、「お滝さん」という看板があります。
熊野本宮大社方面からだととても見にくいです。
この曲がり角さえ見つけられたらあとは道なりです。
途中にも「お滝さん」への看板が小さく立っています。
道なりに進んでいった舗装路の終点が駐車場です。
「滝」ではなく「お滝さん」と呼ばれているあたりから、地元の方々が滝を大切にしているのだろうということが伝わります。
お滝さんまでは駐車場から徒歩20分です。
意外とアップダウンがあるので足元はスニーカーなどしっかりした靴がおすすめです。
車を停めて、未舗装へと歩きます。
一本道なのでわかりやすいです。
緩やかな上り坂で、涸れた沢のあたりはところどころ滑りやすくなっています。
岩場の階段状のところを登ると、ここまでずっと登りだったのに、左下へと案内があります。
ここから先が、激下りとなっています。
下っていき、ちょっと不安になる橋を渡ると、お滝さんが見えてきます。
滝の反対側はドームの内側の一部(伝わる?)のような岩壁で、そこの音の反響がいいのか、ここへ下る間ずっと先客の歌声が響いていました。
岩壁の下には閉じていましたが、祠がありました。
「お滝さん」はとても美しい滝です。
全体的な雰囲気がまるで秘密基地のようです。
「滝」ではなく「お」と「さん」を付けて「お滝さん」と呼び大切にしたくなるのが分かります。
滝つぼの感じ、飛び込みたくなります。
戻りはもちろん、激下った分だけ登ります。
徒歩20分だしちょっと寄ってみよう、という軽い気持ちだとなかなかハードに感じるかもしれません。
熊野本宮大社
この日はこちらに駐車しました。
祝日ではありますが、車の出入りが多いのですんなりと駐車できました。
熊野本宮大社周辺にある駐車場はどこも無料です。ありがたいです。
熊野本宮大社は熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の中心であり、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮です。
本音を言うと大峯奥駈道を越えて詣でに来たいところなのですが。
石段を登ったところに社殿があります。
全体的な規模はそれほど広くありませんが、あたりにはこれまでお参りに来た人たちの祈りのパワーが漂っている、そんな気がします。
夏なので、八咫烏の風鈴が涼し気な音色を響かせながら回っていました。
社務所の向こう、あまり目立たない場所に八咫烏ポストがあります。
ポストの八咫烏さんもきちんとマスクをしていました。
社務所ではこのポストから投函できる絵馬が販売されています。
そして、このポストから投函された手紙やはがきには熊野本宮のスタンプが押印されて届くそうです。
家のポストに届く楽しみができますし、記念になりますね。
めはり寿司本舗 三軒茶屋 八咫烏長屋店
熊野本宮大社から歩いてすぐのこちらめはり寿司本舗でランチにしました。
こちらは「和み和歌山スタンプラリー」に参加しているお店でもあるので、めはり寿司とサンマ寿司を購入してスタンプを押してもらいました。暑い日は酢がギュッと効いている押しずしが美味しいですね。他にうどんや予約制の弁当などもあります。
スタンプ帳に載っているクーポンでシソジュースをいただきました!
綺麗な色とさわやかな味でリフレッシュです。
Ankoはシソが大の苦手なのでMochiが2杯おいしくいただきました。
桑の木の滝
日本の滝100選に選ばれている滝です。
熊野本宮大社から新宮市内に向かう途中、右折してしばらく走ったところにあります。
新宮市の観光協会でも紹介されているような見どころでもあるのですが、現地には駐車場がありません。
地図上のあたりに路上駐車をして、歩いて行きます。
橋を渡ると滝への案内板が立っています。
墓地を左手に、一本道なので迷うことはありません。
橋から徒歩20分ほどの距離です。
小川?沿いに歩いて行くと、橋に出ます。
この橋を渡り、右手に進みます。
傾斜はなくほぼ平坦な道です。
清流沿いで、潤いがあるので、苔むした岩が滑ることがあるので注意です。
よく手入れされた道で歩きやすいです。
やがて美しく迫力のある滝が現れます。
これが「桑の木の滝」です。
この日はたくさんの人がいて賑わっていました。
水遊びをしている人もいて気持ちよさそうでした。
滝つぼに近づくには大きな岩を越えないといけないので、無理のないように。
神倉神社
神倉神社は熊野三山より以前より存在するパワースポットです。
駐車場は。第1、第2合わせて十数台くらいでしょうか。
駐車場付近は道が狭く、住宅街や学校があるので徐行運転、安全運転で行きましょう。
神倉神社は長い石段を登った先にあるので、足元は歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
石段は長いだけでなく、段差が大きかったり、均一な階段ではないのでゆっくり登りましょう。
ここをトレーニングの場として登っている方もいるようです。
石段を登りきると、大きな岩を御神体とした社が建っています。
そして、新宮市内と海まで一望できるます。
パワーをいただくとともに、爽快な気分にさせてくれる場所でもあるのです。
熊野三山詣をしたら、ぜひ神倉神社にもお参りしてください。
絶品のかき氷
神倉神社の駐車場から住宅街の狭い道を車で数分のところに「仲氷店」というかき氷屋さんがあります。
数は少ないですが駐車場もあります。
店の雰囲気は、近所の子供たちが来る店。といった感じですが、かき氷の種類の豊富さに驚きます。
今回は「じゃばら」と「マイヤーレモン」を注文しました。
これらはシロップではなく、なんと100%果汁と、ミルクがかかっています。
柑橘系は好きなのですが、シロップ等になると後味が甘ったるいのが気になることがあります。
ところが、こちらのかき氷は100%果汁なので、すっきりとした酸味とミルクの優しい甘みで後味も爽やか。暑い日にピッタリでとても美味しかったです。
他にも「柚子」や「温州ミカン」、「抹茶や小豆」よくある「いちご」や「メロン」のかき氷もあります。
価格も500円前後ととってもお手頃なんです。
家の近所にあって欲しいお店です!
熊野速玉大社
参拝客の少なくなった夕刻、熊野川の横に佇み、静かに厳かな雰囲気が広がっていました。
平地に建っているので階段はなく、どなたでも参拝しやすいです。
参拝時間が17:00までということで、ぎりぎりに到着しお参りすることができました。
境内に無料の駐車場ときれいなトイレがあります。
この日の車中泊場所
那智勝浦の勝浦漁港内にある無料駐車場です。
ホテル浦島がよく見えます。
24時間利用可能なトイレがあります。
キャンピングカーも数台ありました。
釣り客もたくさんいて、皆さん暗くなってもいつまでも釣りをしているようでした。
まあまあ風が吹いていたこの夜、前方の窓と、後方の片方の窓を網戸にしたら車内に風が通ってMochiはよく眠れました。Ankoは暑かったと言っていました。
この日の夕食
駐車場から歩いてマグロ料理を食べに行こうと思ったのですが、18時過ぎ開いている店はそれほど多くなく、どこも満席だったりマグロが終わってしまったりしていたため、お風呂の都合もあったので中華料理屋さんに入りました。
中華料理を注文した後で店内を見渡したら、なんとマグロ丼の張り紙がありました。気づくのがおそかったですね。中華料理屋のマグロ丼はどんなものだったのでしょう。マグロの町なのできっと美味しかったでしょうね。
この日の温泉
那智勝浦の天然温泉公衆浴場はまゆを利用しました。
車中泊の駐車場からお風呂セットを持って、歩いて夕食からのお風呂です。
「はまゆ」に駐車場はありません。
男女別の入り口を入ると番台がある、銭湯です。
シャワーはありません。2つの蛇口がありそれぞれお湯と水が出るので加減しながら桶に溜めて洗います。水量が少なめで桶にたまるのに少々時間がかかります。
露天風呂はなく、内湯のみ。温度は熱めでした。
源泉かけ流しだそうです。
暑い夏に暑い温泉なんてと思いましたが、とっても気持ちよかったです。
ただ、体の芯まで温まってしまうと、あがってもいつまでも汗が引かないのでサッと入浴するくらいが夏はちょうどいいと思います。
ドライヤーは脱衣所に設置されていません。番台さんから100円で借ります。
入浴料は400円でした。
まとめ
- 熊野三山詣のさい、滝めぐりもおすすめです。
- 和歌山県内を旅する際、「和みわかやまっぷ」や「わかやままるごとスタンプラリー」を手に旅すると思わぬ絶景やお得に巡り会えるので楽しみが増えますよ。
- 熊野本宮大社と熊野速玉大社は無料駐車場があります。
- 神倉神社の石段はなかなか大変なので、無理のないようにお参りしてください。
- 神倉神社のお参りの後はかき氷屋さんがおすすめです。
- 那智勝浦でマグロを食べたいなら、無人の販売所でお手頃に販売しているので、醤油とわさびとご飯を持参すると、お得に食べられます。
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