タスマニア 海外で気軽に登山したい人におすすめ 

訪れたのは2016年‐2017年の年末年始

海外で登山がしてみたい!あまりハードな山でなくてもいい。気軽に登れる山がいい。でも景色の良い山がいい!寒いのは嫌などいろいろありますよね。

年末年始は冬の日本、山は雪に覆われて近寄れない。それなら海外は?という人におすすめしたい。

  • おすすめポイント①現地のガイドを雇ったり、ツアーに参加する必要がない。
  • おすすめポイント②日帰りで歩けるコースタイム
  • おすすめポイント③雄大な景色とたくさんの野生動物
  • おすすめポイント④レンタカーが便利、日本と同じ右ハンドル

海外へまた行けるようになる日がきたらぜひ訪れてみてほしい場所です。

タスマニア クレイドルマウンテン

タスマニアというのはオーストラリアにある島の名前です。オーストラリアの地図を見ると右下にある島、リンゴの形の島とも言われます。

日本では、イオンのお肉コーナーを覗くと「タスマニアビーフ」という名の牛肉が販売されているのを見たことはありませんか?その産地がタスマニアです。

オーストラリアというとケアンズやシドニーが有名ですが、自然が大好き、動物が好きという人にはぜひタスマニアをお勧めします。

タスマニアの州都はホバートです。第2の都市はローンセンストンで、この二つの町はまあまあ大きな町ですが、それ以外はどこも小さな町ですし、タスマニア全島の35%は国立公園や自然保護区となっているので圧倒的に自然が多い島なのです。

それゆえに、タスマニアのあちこちではたくさんの野生動物に出会う機会も多いです。

そんなタスマニアで人気のある国立公園「クレイドルマウンテン・レイクセントクレアナショナルパーク」という国立公園にある山がクレイドルマウンテンなのです。

写真の手前の湖がダブレイクです。

その奥にそびえたつ山がクレイドルマウンテンです!

クレイドルとはゆりかごのこと。言われてみるとゆりかごのような形をした山ですね。

この写真の右手の高いところは「マリオンズルックアウト」といい、ダブレイクとクレイドルマウンテンが良く見える展望台となっています。

ここを訪れるほとんどの人はダブレイクを2時間ほどで一周する遊歩道を歩きます。

少し体力のある人はマリオンズルックアウトまで行きます。

歩くことが好き、山登りが好き、アドベンチャーなことが好きな人はクレイドルマウンテンの山頂を目指します。

クレイドルマウンテンへの行き方

ホバートやロンセストンからバスやツアーも出ていないことはないですが、便はそれほど多くはありません。おすすめはレンタカーです。

ホバートから4~5時間ほどドライブになります。

しかし、タスマニアには見どころがたくさんあるので、まっすぐクレイドルマウンテンを目指すよりも、途中の町に立ち寄りながら行くことをおすすめします。

Anko&Mochiの場合は、ロンセストンの空港に到着してホバート空港から帰国する10日間ほどずっとレンタカーを借りて移動しながらタスマニアの旅を楽しみました。

クレイドルマウンテン国立公園でも車がある方が便利ですし、時間の自由がききます。

ただ、国立公園に入るには入園料というか、ナショナルパークパスを購入する必要があります

パスには1日のみのワンデイパスと8日間有効のものがあります。

タスマニアを訪れる人なら他の国立公園に行くこともあると思います。一番最初に訪れた国立公園(ナショナルパーク)のビジターセンターの受付で8日間有効のパスを購入するといいです。

お値段もワンデイパスよりお得になります。

車だと車の料金も必要です。レンタカーならだいたいキーに車のナンバーが記載されているのでそれと人数を申告すれば大丈夫です。

発行してくれるナショナルパークパスはレシートのような見た目をしています。印字も消えやすそうなので大切にしましょう。

クレイドルマウンテンナショナルパークの入り口にもビジターセンターがあります。ここでもナショナルパークパスを購入できます。

基本的にはここのビジターセンターからシャトルバスに乗ってダブレイクへ向かいますが、時間帯によっては自家用車でダブレイクまで行くことも可能です。

車があれば早朝や夕方にもダブレイク付近の散策ができるので、やはりタスマニアの旅にはレンタカーがおすすめです。

ダブレイクに車で向かう途中にゲートがあるのですが、そこに設置されたカメラに見えるように車のダッシュボードにナショナルパークパスをのせておけばゲートを開けてくれます。

ダブレイクの駐車場

クレイドルマウンテンでの宿泊

クレイドルマウンテンナショナルパークに行く際には必ず事前に宿泊先を予約しましょう。

とても広大な国立公園なので、他の町からは遠く離れています。ホテルの数も限られています。

ホテルの数は少ないものの、高級なものから安宿、キャンプ場まであります。

Anko&Mochが宿泊したのは「Discovery parks Cradle Mountain」というホリデー&キャラバンパークです。この辺りで一番安価な宿にもなります。

利用したエコノミードームという部屋は室内にダブルベッドと2段ベッドのあるプライベートルームで、キッチン、バス、トイレは共有です。

食事は自炊になります。売店も一応ありますが、手前の町で必要な食料(お菓子や酒類も)を買い込んでから来ることをお勧めします。

バスルームについては男女別のトイレの奥にシャワールームがあります。簡素な施設なのでドライヤーやアメニティー、タオルは一切ありません。

コンセントはあるので海外でも使用できるドライヤーを持っていきました。

Discovery Parks Cradle Mountain にはパワーのないテントサイトからロッジまで様々な宿泊タイプがあります。ただ、人気があるので早めの予約をした方がいいかもしれません。

敷地内にはコインランドリーもあるので洗濯することもできます。

こういったキャラバンパークでは長期滞在するキャンパーが多いので、コインランドリーを使用する人も多くいて、タイミングによってはちょっと待ちます。

暖炉のあるプレイルームがあり、そこでくつろぐこともできます。なかなかいいですよ。

敷地内ではワラビーやパディメロンなどの野生動物もよく姿を現します。

クレイドルマウンテン 標高1545m 登山

ビジターセンターにはクレイドルマウンテンやその先のオーバーランドトラックについての登山道の最新の情報があります。マップなども販売しています。

コースタイムとしては、ダブレイクをスタート地点として、ウォンバットプールやマリオンズルックアウトを経由して、クレイドルマウンテンの山頂へ行き、フェイストラックからダブレイクに下りてくるというルートで焼く13㎞、8時間となっています。

Anko&Mochiは朝イチ(ではありませんでしたが)の7時台のシャトルバスに乗りました。

この日の朝のダブレイクにはどんよりとした雲が垂れ込んでいました。

Anko&Mochがここに来るのはこれで2度目です。前回は日程に余裕がなく天気も悪くてマリオンズルックアウトまでさえいくことができませんでした。

今回こそはと来たものの、あまりよろしくないのでしょうか。

とりあえずマリオンズルックアウトを目指して歩き始めます。

ビジターセンターで天気予報を聞いても山の天気は変わりやすいからとはっきりした回答は得られませんが、この日の天気は回復していく予報です。さてどうでしょう。

トラックは階段や歩道がしっかりと整備されていてとても歩きやすいです。

これは前回(2年前)の写真

運がいいとウォンバットなどが現れたりします。

花と潤いのある気持ちのいいトレッキングコースです。

スタートから約3時間、マリオンズルックアウトに到着するもまだガスガスで、でもせっかくここまで来たのだからとお菓子をたべつつ少し様子を見ることにしました。

マリオンズルックアウト

対岸も見えないほどだったのが、しばらくするとだんだんとみえてきました。クレイドルマウンテンはまだ見えていませんでしたが、希望を持って先に進むことにしました。

マリオンズルックアウトまでは上り道でしたが、ここから先はしばらくなだらかなになります。

高層湿原にもにたような潤いのある光景です。

足元に咲く小さな花を楽しみながらクレイドルマウンテンに近づいていくと、それまで山肌を包んでいたガスがみるみるうちに取れて、目の前にクレイドルマウンテンが姿を現しました。感動的な光景です。

クレイドルマウンテンまで歩いて行く途中に、「Kitchen Hut」という緊急時用の小屋が建っています。横にトイレがあり、使用できました。

ここから歩いてすぐに、クレイドルマウンテンの山頂への分岐点があります。

すっかり青空になり、花もたくさん咲いていてもう気分はあがりっぱなしです。

分岐から山頂まで往復2時間半だそうです。

ここからは急な登りになっていきます。

これまでの雰囲気から変わって大きな岩がゴロゴロとしていています。

見えている岩の斜面を登り切ったら山頂かと思っていたのですが、その先がまだまだありました。

上るにつれて岩が大きくなります。

山登りをする人にはそれほど危険と感じる箇所はないものの、一か所足の長さ的にちょっときついところがありました。見極めて登れば大丈夫ですよ。

クレイドルマウンテンは柱状節理の山のようですね。ここも大昔に火山によって作り出されたのでしょうか。

アスレチックのような岩場をどんどん上っていくと、やがてなだらかになります。

その一角がクレイドルマウンテンの山頂です。

日本のように大きな山頂標識はなくて最高点はよくわからなかったけれども、山座同定の方位盤がありました。

ずっと憧れていたクレイドルマウンテンの山頂に来れたことでもう感無量です。

広くて岩がごろごろした山頂です。

見渡すとバーンブラフも見えています。少しだけ雲がかかっています。

山頂にて

歩いてきた道もよく見えます。

クレイドル(ゆりかご)というやさしい名前の山ですが、上ってみると岩がトゲトゲとしていて要塞のような山です。

しばらく山頂でのんびりと景色を堪能し、ダブレイクの最終シャトルバスに間に合うように足取り軽く下山していきました。下山は来た道を戻りました。

帰り道のマリオンズルックアウトから。めちゃくちゃかっこいいです。

まとめ

  • 海外で登山がしたい、難しい山は無理だけど。という人におすすめです。
  • クレイドルマウンテンに登りたい人は早めに宿を確保しましょう。数が限られているのと、年末年始はスクールホリデーの時期でもあるのですぐに埋まってしまいます。
  • Anko&Mochiはbooking.comやhotels.comなどの予約サイトで宿を探しました。これらのサイトはタスマニアの旅の最中に宿を探す際にも役に立ちました。
  • タスマニア、特にクレイドルマウンテン周辺の天気は変わりやすいので日程に余裕を持って予約するのがいいと思います。Anko&Mochiの場合、前回は1日しかなくて涙をのんだで今回は3泊予約しました。満喫できました。
  • 自炊で宿泊する場合は、周辺に買い物できる店はないので途中の町で買い込んできましょう。
  • ナショナルパークに入るにはパークパスを購入する必要があります。共通券みたいなものなので複数個所行く予定の場合は一番最初に訪れるナショナルパークのビジターセンターで購入しましょう。
  • パークパスはレシートのような紙切れなので無くさないようにしましょう。
  • タスマニア、特にクレイドルマウンテンなどのナショナルパークへ行くならばレンタカーが便利です。
  • 年末年始の時期、タスマニアの日没は夜9時くらいです。行動時間に注意しましょう。
  • 昼夜で温度差があり、冷えることもあるのでフリースやパッカブルのダウンなどあると安心です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です