訪れたのは2018年9月24日
どんよりとした重たい雲が広がる朝を「道の駅みたら室蘭」で迎えました。
もくじ
地球岬
道の駅からは白鳥橋を渡らずに、919号線を通って向かいました。
市街地を抜けると道はやや細くなります。ちらほらとウォーキングをしている地元の方がいるので運転に注意しましょう。
地球岬というのは、見渡すと水平線がまるくぐるっと見えるところからなのでしょうか。
綺麗な灯台が建っていますが、近づけません。
でも灯台より高い位置に展望台があるので、そこからの眺めは最高です!と言いたいところでしたが、朝よりも更にどんよりとした雲が立ち込めています。
なんだか暗くて重たい雰囲気を醸し出してしまっています。
晴れた日にはきっと爽快な場所なのでしょう。
駐車場には土産物店がありましたが、時間が早いのかまだ閉まっていました。
公衆トイレあります。
思い出の喫茶店
地球岬を出発したあと雨がポツポツと降ってきたので、喫茶店で休憩することにしました。
カフェ、ではなく昔ながらの喫茶店です。
室蘭から登別へ向かう途中で寄ったのですが、お店の名前を忘れてしましました。
たまたま入った店だったのですが、店の入り口に明石家さんまさんが家族で(ずいぶん昔)来店したことがあると書いてありました。テレビで見る今の様子だと家族揃って喫茶店に入ることは想像しにくいですが、そんな時もあったのだとちょっとほのぼのした気分になりました。
メニューにあったパフェを注文しようとしたところ、先日の胆振地方の地震の影響でいまいち材料が揃っていないとのこと。お任せでいいのなら、ということなのでお任せパフェを注文しました。
フルーツたっぷりに作っていただいて、とっても美味しかったです。
外の雨は本降りの土砂降りです。パフェを食べ、コーヒーを飲み終えて外を眺めながらため息をついているとサービスで昆布茶を出してくれました。心がほっこりとしました。
ありがたくいただいて、雨が弱くなってきたので店を出ようと立ち上がると、「あれ、もう行っちゃうの?」と。もしこれが引っ越した先の近所の店だったらすぐにでも常連になりたいと思う店でした。
店の名前を失念したこと。残念です。
登別の地獄谷
昨日は日帰り温泉だけだったので、この日は登別温泉の奥にある登別の源泉でもある地獄谷に来ました。
駐車場は登別パークサービスセンターのところの有料駐車場を利用しました。
雨の日だったのでセンター内は混雑していましたが、地獄谷の総合案内所ですが飲み物や土産物の販売もしていました。登別に咲く花に関するものなど自然に関するものもおいてありました。
ここから地獄谷遊歩道へスタートです。
よく整備された遊歩道なので雨あがりでも歩きやすいです。
あちこちから立ち上る蒸気がこの地獄谷のパワーを伝えてきます。
こういう光景は見ていてワクワクします。
強烈な硫黄の臭いが鼻をついてきます。でも想像するのはやはり温泉のことです。
これだけの地熱地帯があるから登別にはいい温泉が湧いているんだろうな。
温泉卵は売ってないのかな?こういうところでは売っていそうですが、温泉卵は見当たらなかったです。
一番奥にある鉄泉池まで行ってみました。
高温の湯が沸いているのが容易にわかるくらい、グラグラと煮えたぎっている澄んだ池がありました。
ただ、理解できなかったのはこの鉄泉池にたくさんの小銭(コイン?)が投げ込まれていたことです。なぜなんでしょうね。
遊歩道はいくつかあるので時間や体力に合わせて歩くことができます。
地獄谷を間近に見るのもいいですし、展望台まで歩いて上から見渡すのもいいですね。
登別温泉に宿泊した人も、日帰りの人に立ち寄るべき場所としておすすめしたいです。
散策していると外国人の姿が多く見られました。日本人よりも多い印象です。記念写真を撮ってあげるついでに聞いてみたところ香港からのツアーのお客さんだそうです。
大湯沼
車で大湯沼の駐車場に移動します。
その名の通りに大きな湯の沸いている沼です。
入れないのかな?泳げないのかな?とか想像していたら注意書きがありました。
きっと過去には無断で入ってしまった人とかがいたのかもしれません。
表面50℃、最深部130℃!、中州に入ると埋まってしまうそうです。
これはうっかり入り込んだら大惨事になってしまいます。
大湯沼から流れ出る湯が川になっていてそれに沿って遊歩道があります。
歩いて行ってみましょう。
きっとこの辺りは適温じゃないのかな?誰もいないなら入りたいなあ、などと妄想しながら遊歩道を歩いて行くと、素敵な場所に出ました。
足湯です。
各地で足湯に入りましたが、こんなにもワイルドで素敵な足湯を見たことがありませんでした。
急遽決定した北海道行きだったのでリサーチをする暇もなく、まったく知りませんでした。
混雑していましたが、皆さんちょうど出るところでした。
大自然な足湯にワクワクが止まらなくて湯の中をちょっと歩いてみました。
楽しい場所です!全身で浸かり立った!
道の駅みたら室蘭
車中泊はしましたが、営業時間中ではなかったので道の駅みたら室蘭に戻ります。
目的は道の駅のスタンプを押すこと、道の駅の切符を購入することです。
お腹が空いていたのでここでランチにすることにしました。北海道グルメを楽しみたかったところですが時短のために今回は簡単に。です。
室蘭はホタテが名物なのでしょうか。ホタテ飯とベビーホタテが入ったホタテの玉焼きというものを購入しました。
おいしかったです。
そして次の場所に移動の途中で立ち寄ったパーキングエリアで「あげいも」を食べました。
有珠山を背景に。NEXCOの芝の刈込がかっこいいです。
昭和新山
どうしても見たかった山、昭和新山に到着です。
空がどんよりしているのが残念ですが、面白いところです。
なんてことのない公園のような場所に急に火山のど真ん中がポッコリと頭を出しているような。
昭和新山が現れたところは麦畑だったそうです。火山の爆発により4か月かけてここまで隆起したそうです。
畑の持ち主の方と近隣の人たちは相当な驚きだったことでしょう。
しかし、昭和18年は太平洋戦争の真っ只中で、それほどニュースにならなかったらしいです。
戦争というものはまったく...
「三松正夫記念館」では昭和新山についての貴重な写真資料を見ることができます。
目の前で日々大きくなる昭和新山を観測した記録はとても貴重で興味深いものでした。
昭和新山の前から有珠山へとロープウェイで上がることができます。
昭和新山を上から見られたりもできますし、とてもとても乗りたかったにですが、時間が無くて叶いませんでした。
駆け足旅はダメですね。
この日立ち寄った道の駅
火山地帯巡りの合間に、道の駅巡りもしました。
北海道に初上陸したのだから北海道の道の駅のスタンプと切符を入手するためです。
- 道の駅そうべつ情報館i(アイ)
- 道の駅みたら室蘭
- 道の駅だて歴史の杜
- 道の駅230ルスツ
- 道の駅真狩フラワーセンター
北海道のスタンプラリーブックには道の駅のオリジナルスタンプの他に日付スタンプを押すスペースがあるのがおもしろい!
この日の温泉
内湯と露天風呂とサウナがあります。
一日中どんよりとしていた空がようやく晴れてきて、露天風呂に入っていたら羊蹄山が姿を現しました!
食事処もあります。この日の夕食こちらで済ませました。
(明日の天気のことで頭がいっぱいで普通に普通のカレーを食べたのですが、どこかで北海道グルメを食べるべきだった。〕
道の駅真狩フラワーセンターも近いので便利です。
この日の車中泊場所
道の駅真狩フラワーセンターにてレンタカーのセレナで車中泊しました。
フラットで広い駐車場があります。
まっかり温泉からも近くて便利です。
近くにはコンビニもあり便利です。
この日は他に車中泊の車もなくとても静かでした。
まとめ
- 地球岬は天気の良い日にぜひ行ってみてください。
- 登別温泉は日帰り入浴と地獄谷めぐりが楽しいです。
- 大湯沼の足湯は素晴らしいので必ず行くべき。
- 昭和新山は有珠山ロープウェイに乗って満喫するために時間をちゃんと取りましょう。
トレッキングコースもあります。 - 道の駅真狩フラワーセンターは温泉とコンビニが近くにあるので便利です。
- 道の駅真狩フラワーセンターから羊蹄山への登山口(羊蹄自然公園口)まで近いので便利です。
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