訪れたのは2014年5月GW
足摺岬へ行く途中、海岸沿いの遊歩道があるということで寄ってみるとしました。
そこは「竜串海岸」と呼ばれている場所で、もうとっても面白い場所だったのでぜひご紹介したいです。
もくじ
竜串海岸 どこにある?
愛媛方面から足摺岬を目指す途中、土佐清水市まで車で約20分ほどの位置にあります。
「道の駅 めじかの里土佐清水」のすぐ近くになります。
駐車場に車を停めて遊歩道を歩いて行きます。
これが竜串海岸だ!
海岸といっても海水浴の砂浜があったりするのではなく、岩場をあるくような感じになります。
足元は歩きやすい靴が良いでしょう。
ところどころ、名前が付けられた岩場もあるようです。
まあ、きっと、あんな感じだろう。と、なんとなく想像しながら歩き始めました。
竜串海岸は岩場といっても、ただの岩場ではなく、長ーい年月で波に侵食された岩場なのです。
その浸食のされ方が、もう独特で、個性的で、アートで、芸術的で不思議な世界が作り出されています。
想像をはるかに超えた世界観です。
これはアートだ!
芸術的すぎる光景!
何がどうしたらこんな形になるのか分かりません。
見ているうちに、ここは日本なのか?地球なのか?と不思議な気持ちが湧いてきました。
すっかり興奮したAnko&Mochi、グラスボートに乗ると別のポイントに連れて行ってもらえるというので、さっそく乗船です。
竜串の海
グラスボートは、見どころポイントである「見残し海岸」を往復で運航しています。
大人料金は往復で1560円でした。
グラスボートに乗船すると、片道20分ほど、案内をしてもらいながら竜串の海を覗きながらのクルーズです。
立ったままみんなでのぞき込むスタイルです。
どんなもんだと思いながらのぞき込みましたが、これがなかなか、
カラフルな魚がけっこう見えたり、サンゴもけっこう見えたりして。
あれ、高知って南国だったんだな。って気が付かされました。
この日の海はわりと穏やかで、海中に夢中になっているうちにあっという間に「見残し」に到着しました。
自由散策なので、帰りの船の最終時間に間に合うように散策しましょう。
「見残し海岸」とは
「見残し海岸」という呼び名は、どうやら弘法大師が見残したところだから。とういういわれから来ているようです。
島ではなく岬の一部ですが、ここへ来るための道はなく、今でもグラスボートに乗って訪れる以外の手段はありません。
弘法大師をもってしても難所だったので見残したようです。
そんな見残し海岸の散策時間の目安はだいたい1時間くらいでしょうか。
綺麗な蝶が出迎えてくれました。
こちらも、もうわけわからんほどにアートな光景が広がっていました。
穴だらけの岩がもう岩とは呼べないレベルだったり。
これは何の巣かな?と思うほどのところとか。
いやもう、やっぱりアートだわこれ。
もう本当にいちいち面白い形した岩?岸壁?がそこらじゅうで、すごいところです。
何か所か名前が付けられたポイントも「なるほどー。わかるー。」と楽しいです。
軽い寄り道のつもりでしたが、すっかり魅了されてしまい結構な時間を使いました。
まとめ
- 時間がない人は「竜串海岸」だけでもぜひ立ち寄ってください。
- 海中も素晴らしいので「グラスボート」に乗って、「見逃し海岸」も散策してください。
- 遊歩道とはいえ、足元が不安定なので歩きやすい靴で行きましょう。
- 季節の時期には飲み物や、おやつを持っていくのもいいかもしれません。ゴミは必ず持ち帰りましょう。
このカタチ。どこかで見たような気がすると思っていましたが、ずいぶん前にニュージーランドのMoerakiという場所で見た巨大な不思議な丸い岩に似ています。
地球から生まれてくる丸い岩。まさか日本でこんな場所があったなんて驚きました。
今までこの場所を知らなかった自分を、残念に思ってしまうほどに楽しいところでした。
この日の車中泊は
足摺岬の近くに「足摺テルメ」というリゾートホテルがあり日帰り入浴の営業をしているというので行ってみました。
天然温泉なうえに営業時間が23時までと、ゆっくり入浴することができます。
この日はAnko&Mochi、二人とも遊び疲れてしまっていて、入浴後に猛烈な眠気におそわれてしまったんです。申し訳ないと思いながらそのまま駐車場で車中泊モードにして寝てしましました。
そして、ありがたいことに朝の日帰り入浴は6時から営業していました。
外観も内装もおしゃれなホテルで、高台にあるために景色がよく、海を眺めながら気持ちいい朝風呂を堪能しました。
注:残念ながら2021年冬現在、「足摺テルメ」は一時閉館となっているようです。素敵なホテルなのでぜひまた営業を再開できるようにと祈るばかりです。
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